2018-7月ご挨拶・女性は「匂い」で男を選ぶ

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2018-7月ご挨拶

先日東京では梅雨明けしました。6月中に関東地方が梅雨明けするのは観測が始まった1951年(昭和26年)以降、初めてとのことです。6月28日の気象庁の予報では7月は全国的に平年より気温が高く、特に7月初めが平年より暑い見込みです。

いつもはジムでランニングをするのですが夏になると河川敷でランニングします。サンオイルを塗り、夏の太陽を浴びて汗だくになりながら走ると、とても夏を満喫している気分になります。

精子提供ボランティア活動を始めて半年の総括

精子提供活動を始めて約半年がたちました。活動当初は精液検査すらしていませんでした。やっと最近になってメール対応・面会の仕方などが分ってきたかなと感じています。

ネットを介した出会いは相手の素性・身元が一切分からない状態からのスタートとなります。提供希望の女性がネットを介して男性と出会うという事はとても不安や心配が伴うという事、一般社会での出会いとは異なるという事を学びました。

そして提供希望の方は何かしらの理由を抱えています。今までの活動を振り返るとメール返信・面会が提供希望の方のことを考えておらず自分の事を中心に考えていて提供希望の方には本当に申し訳なかったと反省しています。

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女性は「匂い」で男を選ぶ

これから精子提供を受けて生まれてくる子どもに望むものは何でしょうか。頭の良さ・高い身長・スポーツ万能。しかし、誰しも望むのは健康で元気な子どもが生まれてくることではないでしょうか。今回は「匂い」で男性を選ぶという方法を紹介します。

女性は「匂い」で男性の免疫システムを嗅ぎ分けている

1995年スイス・ベルン大学クラウス・ウェデキント博士が「Tシャツ実験」を行った。男子学生44人に2日間Tシャツを着させて汗と体臭まみれにさせ、女子学生49人にそのTシャツを嗅がせて好きな匂いと嫌いな匂いを選ばせた。

すると女子学生たちは自分とは免疫システムの異なる男子学生のTシャツを好きな匂いだと選んだ。逆に自分と似た免疫システムの男子学生のTシャツを嫌いな匂いだと判断した。

女性は「白血球の血液型(HLA)」の違いを嗅ぎ分けている

HLAの元となるタンパク質には揮発性がなく匂いもない。しかしフェロモンと一緒に外部に出るとHLA型の違いが匂いの差になるのではないかと言われている。
人間の他にもハツカネズミ・魚・鳥・トカゲなど様々な動物が自分とは異なるHLAを持つ相手を好み「匂い」で選んでいる。

HLA(Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原)とは?

赤血球の血液型は私たちの知るA.B.O型がある。白血球の血液型は複雑でA.B.C.D.DR.DQ.DP座があり例えばHLA-A座には60近くの型がある。それぞれの組み合わせは数万におよぶ。その組み合わせは父親と母親から半分ずつ受け継ぐことになる。
HLAは体内から病原体を排除する際に免疫に識別コードを提供している。この識別コードが長いと免疫力が強いと言える。
このHLAに異常があると免疫は病原体ではなく自分の健康な細胞を排除してしまう。それは自己免疫疾患と呼ばれ遺伝する傾向があると言われている。

自分とは違うHLA型を選ぶと、子どものHLA型に多様性が生まれ病気に強くなる

医療が発達しておらず平均寿命も短かった時代、健康で丈夫な子供を産むことが生存するためにとても大切でした。このような厳しい生存環境下で子孫を残すため女性のHLA型嗅ぎ分け能力を身に着けたのでしょう。
HLA型が違う者同士が子どもを作るとHLA型の多様性が増し病気への高い抵抗力を獲得する可能性がある。
逆に自分と同じHLA型が一致する男女が子どもを作ると免疫力は弱まるとされる。実際にHLA型が一致する夫婦には流産が多いとも報告されている。

実際に結婚している夫婦のHLA型はどうなっているのか?

アメリカ・シカゴ大学マクリントック博士はこの研究対象をある集団で行った。アメリカには俗世間から離れ共同生活をするフッター派と呼ばれるアーミッシュと同じ宗派のキリスト教集団がいる。彼らは財産を持たず自給自足で生活している。彼らは宗教的迫害を受けていて同じフッター派同士でしか結婚していなかった。初めは400人の集団だったものが現在は4万6000人。つまり血が濃い集団である。HLA型が一致しやすいと予想されるこの集団で研究調査を行うことは一般社会で調査するよりも有意義であった。また彼らは正確な家系図を持っており婚姻関係が明確であった。

フッター派411組の夫婦に血液検査でHLA型を調べたところHLA型が一致したのはわずか44夫婦のみだった。この調査により改めて女性は匂いを通して無意識にHLA型の違いを嗅ぎ分けて結婚にも影響していることがわかった。

参考文献:だから男と女はすれ違う(ダイヤモンド社)・興奮するニオイ食欲をそそるニオイ(技術評論社)・とっても気になる血液の科学(技術評論社)・免疫とアレルギーの本(日刊工業新聞社)・匂いの記憶(光文社)

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